2012年06月27日
道具紹介: Quechua(ケシュア) T3
ソロでも気軽に使えるテントが欲しい!
でも無理すれば、家族全員も寝れるぐらいのスペースも(笑)
もちろん我が家は「節約」キャンプがポリシーなんで、お安いのが条件。
色々候補があった中で、紹介記事が全く見当たらない(YouTubeにセットアップ動画があるくらいかも)こいつを選んでみましたよ(^.^)
ナチュラムから早速届いたので、本日は試し張り。

いつもの公園に。平日の朝なんでガラガラです。


中はこんな感じ。アルミペグは使い物にはならないかと。

インナーを広げます。

ポールは長二本と短一本です。

ピンに挿します。

交差させて

立ち上げます。

吊り下げ式です。

インナーの入り口は一枚のみ。上部がメッシュになってます。

天井は二面がメッシュに。フックもあります。

フライをかけて

スリーブにポールを通して

ロープを張ります。

最後にペグを打ち込んで、とりあえず完成。

背面にベンチレーションもあります。







中に入ります。

トグルの一点留めです。


こんな感じ。

中です。広さは二畳ぐらいかな?

天井

四隅にこんなポケットが付いてます。

中から外を見た

前室は60cmくらいかな

こんぐらい

閉めたとこ

全部閉じて、外を見た。フルクローズには、ならないみたい。ま、いっか。

ペグや、プラスチックの自在は値段相応だけど、前室あるし割とお買い得ではないかと思いますよ。実際に使った感想はまた今度に。
でも無理すれば、家族全員も寝れるぐらいのスペースも(笑)
もちろん我が家は「節約」キャンプがポリシーなんで、お安いのが条件。
色々候補があった中で、紹介記事が全く見当たらない(YouTubeにセットアップ動画があるくらいかも)こいつを選んでみましたよ(^.^)
ナチュラムから早速届いたので、本日は試し張り。

いつもの公園に。平日の朝なんでガラガラです。


中はこんな感じ。アルミペグは使い物にはならないかと。

インナーを広げます。

ポールは長二本と短一本です。

ピンに挿します。

交差させて

立ち上げます。

吊り下げ式です。

インナーの入り口は一枚のみ。上部がメッシュになってます。

天井は二面がメッシュに。フックもあります。

フライをかけて

スリーブにポールを通して

ロープを張ります。

最後にペグを打ち込んで、とりあえず完成。

背面にベンチレーションもあります。







中に入ります。

トグルの一点留めです。


こんな感じ。

中です。広さは二畳ぐらいかな?

天井

四隅にこんなポケットが付いてます。

中から外を見た

前室は60cmくらいかな

こんぐらい

閉めたとこ

全部閉じて、外を見た。フルクローズには、ならないみたい。ま、いっか。

ペグや、プラスチックの自在は値段相応だけど、前室あるし割とお買い得ではないかと思いますよ。実際に使った感想はまた今度に。
2012年06月21日
ホームセンターでまったり
本日はお休み。特に用もなく、暇潰しで近所の島忠に。
ワイルドなお店や、スポオソもいいのですが、個人的には
やっぱりホームセンターの雑多な雰囲気が性にあってるみ
たいで(笑)
なんか落ち着いて見ちゃいました(^-^;
適当に写真を撮ったので、ホムセン好き
な方はご覧頂ければm(__)m

カセットガスヒーター、一つぐらい欲しいな

見えづらいけど、ユニフレーム10インチダッチが。いつか欲しい物の一つです。

ソロテントも欲しいな(^.^) お手頃な△、見つけました(笑)

今、使ってるソフトクーラーもそろそろ買い替えないとヤバいんだっけ

最近はファイヤーグリルさえ、狭い荷室を圧迫するようになってきてますから

このテーブル、実は欲しいです。テーブルだらけになりそうだけど(笑)

せっかくツーバーナー買ったので、そろそろこんなので朝食もいいかな

火消し壺はいらないかな。今のところ古ヤカンで問題ないし

長谷川さんが豆炭お薦めって伺ったので。安いんですね♪オガ備長炭から
切り替えようかな

今年こそは娘を海に連れていこうかと。やっぱり必要かな?
ホムセン大好きなaxiaでした(笑)
ワイルドなお店や、スポオソもいいのですが、個人的には
やっぱりホームセンターの雑多な雰囲気が性にあってるみ
たいで(笑)
なんか落ち着いて見ちゃいました(^-^;
適当に写真を撮ったので、ホムセン好き
な方はご覧頂ければm(__)m

カセットガスヒーター、一つぐらい欲しいな

見えづらいけど、ユニフレーム10インチダッチが。いつか欲しい物の一つです。

ソロテントも欲しいな(^.^) お手頃な△、見つけました(笑)

今、使ってるソフトクーラーもそろそろ買い替えないとヤバいんだっけ

最近はファイヤーグリルさえ、狭い荷室を圧迫するようになってきてますから

このテーブル、実は欲しいです。テーブルだらけになりそうだけど(笑)

せっかくツーバーナー買ったので、そろそろこんなので朝食もいいかな

火消し壺はいらないかな。今のところ古ヤカンで問題ないし

長谷川さんが豆炭お薦めって伺ったので。安いんですね♪オガ備長炭から
切り替えようかな

今年こそは娘を海に連れていこうかと。やっぱり必要かな?
ホムセン大好きなaxiaでした(笑)
2012年06月19日
巾着田オフ ~水没の記 あとがき~
あれから2週間。
再び平凡な日常を過ごしていますが、それでも時折、あの異常?な二日間を
つい思い出してしまうことも。
色々ありましたけど、自分で読み返してもやっぱり楽しかったんですよね(^-^)
ですから自分への備忘録として、今回だけは特殊な文体で、文字だけで長々
と、書いてしまいました。
本当はまだまだ他にも書いておきたいことや、お会いした方々とのお話もある
のですが、いつまで経っても終わらないですので(笑)
多少、オーバーな表現に、不快な思いをされた方がいらしたら、この場をお借
りして、改めてお詫び申し上げます。該当の部分は即、削除致しますので是非、
ご一報下さい。多分、このような記事は最初で最後だと思いますし。
最後に、お会いした方々全員に改めて感謝を。これからも是非、お付き合いの
ほど、宜しくお願い申し上げますm(__)m
再び平凡な日常を過ごしていますが、それでも時折、あの異常?な二日間を
つい思い出してしまうことも。
色々ありましたけど、自分で読み返してもやっぱり楽しかったんですよね(^-^)
ですから自分への備忘録として、今回だけは特殊な文体で、文字だけで長々
と、書いてしまいました。
本当はまだまだ他にも書いておきたいことや、お会いした方々とのお話もある
のですが、いつまで経っても終わらないですので(笑)
多少、オーバーな表現に、不快な思いをされた方がいらしたら、この場をお借
りして、改めてお詫び申し上げます。該当の部分は即、削除致しますので是非、
ご一報下さい。多分、このような記事は最初で最後だと思いますし。
最後に、お会いした方々全員に改めて感謝を。これからも是非、お付き合いの
ほど、宜しくお願い申し上げますm(__)m
2012年06月18日
巾着田オフ ~水没の記③~
【備中高松城】
天正10年(1582年)織田信長の家臣・羽柴秀吉 は中国 攻めの先鋒を任され、4月、 高松城攻めにか かった。 高松城の周囲は沼地に囲まれ難攻不落を 誇っていたた め、攻城戦は持久戦となった。5月8 日に入り軍師・黒 田孝高の献策により城を堰堤で 囲むという、攻城とい うよりむしろ土木工事とい えるものが開始された。こ れにより低湿地にあっ た高松城を水没させようという ものである。世に 言う「高松城水攻め」である。人夫 に過分な金子 を与え突貫工事で11日後に堤防が完成。 折しも梅 雨時で堰堤内には水が溢れ城は見事に水没し た。
( http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%9D%BE%E5%9F%8E_(%E5%82%99%E より引用)
2012.06.03
07:00からLastまで
泥のように眠った後の俺の寝覚めは、娘が無意識に放っ た顔面へのキックに、やや悶絶しながらのものだった。 本人はまだ夢の中だから、怒るに怒れないのが悔しい。 それにしても蒸し暑い。こんな小さなサンシェードに家 族四人は、やっぱり無理だ。
俺はそんな天然ミニサウナから抜け出し、外へ。既に多 くの人が起きており、中にはもえここパパさんのよう に、手際よく撤収の準備を進めている方も珍しくない。 まだ覚醒しきっていない俺は、ぼんやりとその様子を眺 めていた。
目の前のPINGUさんからは、ランタンが点けっぱなし だったから消しといたよ、と告げられ恥ずかしかった。 そうだった。子供を寝かしつけたら、また参加しようと 思っていたのに、自分もあっさり寝かしつけられたのを 思い出した(ご面倒の掛けっぱなしで申し訳ないです (__))。
嫁も子供達もだらだらしながら起き出した頃、更に PINGUさんから炒飯の差し入れが。しかも二種類!(本 当に何から何までご面倒の掛けっぱなしで申し訳ござい ませんm(__)m) 恐縮しながらも気が付くと、嫁と娘で頂いた皿の大半は 空にしていた。二人の体調がいいのは間違いないよう だ。
見上げると昨日とはうってかわって、鉛色の空模様。さ すがに俺でも、この後が容易に想像出来る。我が家も急 いだほうが良さそうだ。そう決心すると、家族全員に自 分の荷物をまとめるよう言った。が、ここからがなかな か進まない。 その頃から、ポツポツと雨音がタープを打ち始めている にも関わらず、(ただでさえ片付けが出来ない)息子は、 未だ昨日の興奮が冷めやらぬらしく「俺の武器は?」 と、そこらをほっつき歩いては、怪しげな木の棒を何本 も集めだした。嫁も事態を察したのか、そんな息子に苛 立ちを隠せない。 娘はというと、すっかり仲良しになった長谷川家三女 ちゃんが「遊ぼう」との誘いに浮わつき始めている。一 度は「後でねぇ(--;)」と、やや強張った笑顔でお断りし たのだが、再び今度は姉妹で現れると、今度は「パパが 美味しいコーヒーをご馳走するから遊びに来なよって ♪」 と、魅力的な提案を提示された。 勿論、そんな余裕なんかあるわけも無い。 「有難うねぇ。じゃあ、こっちが片付いたら。な あっ?」 俺は後ろの嫁に同意を求めたのだが・・・。
後に独り残された俺の目の前には、何等片付いていない 膨大な荷物と、(長谷川家の誰かが忘れていった)スノー ピークの折り畳み傘が一本、転がっている光景だっ た・・・。
その後は必死だった。何をどういう風に押し込んだか も、よく覚えていない。雨脚は更に強まり、こんにゃく の裾からは、じわじわと泥水が浸食を開始し始めてい る。 その予想以上の速さと競争するように、雨の中を一人、 荷物を抱えて車と往復する俺。 漸く大半の荷物を運び出し、敷いていたシートを剥いだ 瞬間、ダムが決壊したかのように一気に流れ込んできた 雨水は、そこに大きな池を一瞬で作り出した。手品のよ うだった・・・。
雨に打たれながら、自分のサイトを呆然と眺めながら立 ちすくむしかない俺。事ここに至って、それまでに色々 と心配して頂いた方の言葉が、頭を何度も駆け巡った。 今更、後悔しても遅いけど。 見てても仕方が無いので、目の前の水上のこんにゃくを 畳むことにした。予想した通りだが、やはり最後の足を 畳んだ瞬間、だらしない姿でこんにゃくは水にたっぷり と浸かった。それを水の中から引き揚げて一人持ち上げ る。 (お、重い!信じられないくらい重い!) 水をたっぷり含んだこんにゃくが、こんなに重いと知っ たのは新たな発見だが、この時の俺にそんな余裕なんか あるわけも無い。 水捌けのいい場所まで何とか運ぶと、とにかく元のカ バーに押し込むことだけに必死だった。ちょっと情けな かった。
更に情けなかったのは、こんにゃくを漸く車に放り込ん だ頃から、天気が回復し始めた事だ。慌てて仕舞った俺 の立場は!?
残ったのは、水上に張られたヘキサと椅子が二脚。なん か、見ようによってはちょっとカッコいいかも。雨がほ とんど止み、籠っていた方々がぞろぞろと集まり始め た。 PINGUさんは目を細めながら、しきりに 「シュールだなぁ♪」 と呟きを。 どうやらこの光景が、お洒落な水彩画にでも見えていた のだろうか? 個人的には、水攻めにあった城主の気分だったのだが。
集まった方々も「大変だったね」と心配して頂きながら も、気のせいか目が笑っているようだった。いや、顔も 笑っていたかも。その証拠に、何方も必ず写真を撮って いく。そうだ。全員がブロガーなことを忘れていた。皆 さん、頭が麻痺しているのか、平和に終わるオフ会では 物足りなくなっているのだろうか?
「axiaさん、これで一気に名前売ったね♪」 (いや、名前売る気なんか微塵も無いですから(--;))
「いいネタ提供してくれて有難う♪」 (俺、そんな余裕無いんですけど・・・(--;))
「狙ってたでしょ?持っていかれたなぁ(笑)」 (えっ、なにを!?(・・;))
そんな皆さんの(全然欲しくない)礼讚の中、
「あっれ~!こんなになっちゃったんだぁ!ウフッ♪」
と、早々に戦線離脱しモーニングコーヒーを満喫してき た嫁が、能天気に登場。怒る気力も湧かないほど、疲れ てる俺。
「あっ、そうだ!はい、これ。パパにも飲ませてあげよ うと思って持って来てあげたんだから!美味しいよぉ ♪」 と、まるで土産物でも渡すように、例の百均ボールを俺 に差し出す。 底の方に僅か一口程度しか残っていない冷めたコーヒー を見て、目が点になる俺。 (世間では、こういうのを、ただの飲みかけと言う筈だ が?) 然れど、持って来てあげた感たっぷりの嫁に、この時の 俺は呆れて言葉も見つからなかったが。
既に雨は止み、ややもすると雲の切れ間から日射しさえ 覗かせるほど、天気は回復し始めていた。 そんな天気に、周囲の方々からは 「あんなに急いで畳まなくても良かったんじゃない?」 の言葉を頂いた。 (全くだ!少なくても、こんにゃくはそのままで良かっ たはずだ!) と素直に思った。
「本当よね~」 側で聞いていた嫁は、私も同意見とばかりに頷く。 二の句も出ない俺。
それまでの緊張感が緩んでくると、濡れた体に寒気を覚 えた。こんな時はあそこしかない。 俺はオリンピック期間中の聖火のように、ずっと絶える ことの無かったであろうタープ下の焚き火にあたらせて もらった。
yabuさんは事情をとっくに察していたのたろう。すぐ に薪をくべてくれ、その温かさに俺は勿論のこと、一緒 についてきた嫁と娘も人心地つく思いに。目の前の柔ら かな炎が無性に有り難かった。そんな俺の様子を見て、 おもむろにyabuさんは
「あそこはねえ、どうしても水が溜まっちゃうんだよ」 (ええ、ほんとに仰有る通りでした)
「三年前のゲリラ豪雨の時に、俺もあそこに張ってえら い目に遭ったんだよ(笑)」 (えっ?それってあなただったんですか!?じゃあもしか して、俺が二人目?)
衝撃のカミングアウトを聞きながら、今回は豪雨とまで は呼べないレベルにも関わらず、見事な池が僅かの時間 に出来たことを思い返した。
あそこに張ることは二度と無いと思うが、他の人がもし 張っていたら、絶対に注意してあげよう。その時、俺は
「君達、もしかしたらそこがベストサイトとでも勘違い してるでしょ?それ間違ってますから。そもそも、そこ はサイトじゃないですよ、貯水池だから。そのうち、そ こらじゅう水浸しになって、泣く羽目になりますよ。 えっ?お前、見たことあるのかって? ええ、有ります よ。見たなんて生易しいもんじゃないですから」
なんて会話をするのかも。まあ、写真見せれば一発なん だろうけど・・・。
既に晴れ間の中で悠々とランステが折り畳まれていく 中、それを眺める長谷川さんの姿を見つけた俺。その目 は、今にもポチってしまいそうにも思えたのは気のせい か!?
嫁や娘がご厄介になったお礼を言うと、有り難いことに 俺にもコーヒーをご馳走頂けるとのお誘いを。勿論、喜 んでお誘いを受けた。
長谷川さんのサイトは、ほんのさっきまで泥水と格闘し ていた俺にとって、眩しすぎた。先ほどの雨はなんだっ たのだろう?そう思わせるぐらいの、ゆったりとした時 間がそこには流れている。俺は思わず(Viva!スノー ピーク!)と叫んでしまった(嘘だが)。 そんなクタクタの俺を、柔らかな椅子に座らせてくれる と、ミルで豆から挽いて頂く。 ちなみにお嬢様がたは、俺の顔を見ると、「ゾンビやっ てぇ!」とせがんでくれるが丁寧にお断りした(って か、いま無理。ゾンビだって疲れてる時もあるさ)。
辺りに香ばしい香りが立ちこめた頃、その差し出された 一杯のコーヒーの何と、美味だったことか!キャンプで はいつもインスタントで済ましていたが、これからは考 えなおそう・・・。頂いた焼きマシュマロの甘さも、疲 れた体に例えようもなく美味しく感じた。そんな時に kaoruさんが、(長谷川家へ)との差し入れのケーキを 持っていらした。ごめんなさい!たまらず手を伸ばして しまった。頬張りながら、今回はこんな感じで皆様から 頂いてばっかしな自分が少し恥ずかしく感じた。レバー ペーストも、パインも、滅多に無いらしい牛肉yabu丼 も、ポテトフライも、ピザも、焼き豚も、そしてジョ ニーさんの酒も・・・etc。思い出すうちに、予想以上 に頂いていたので、恐くなって途中で記憶を閉じた(流 石に今回はこれで頂くことは無いと思うけど・・・)。 次回はこちらからも何か振る舞って差し上げたいと思 う。もしかしたら忘れるかもしれないけど。
そうそう、こんな嵐の過ぎさった後にレッドクイーン様 が悠然と姿を現した。当然、俺は嫁と一緒にご挨拶させ て頂いた。正直、肝っ玉母さんのような方を想像してい たが、実物は今にもボサノバでも口ずさみそうな真逆の方な ことに内心驚いた。
続々と皆さんが帰られる中、我が家も漸くその帰途につ くことにした。当初からいらしていた方で、入口付近で 未だ撤収準備をしていないのは、yabuさんとやっちさ んのBarだろう。息子はそのBarの片隅に置かれた ジュースを目敏く見つけてしまった。
本当に申し訳ありませんでした・・・(--;)
もう頂き物はと思ったのに、速攻で頂くなんて。やっち さんのご厚意に感謝しきりに。こいつの親であることが 恥ずかしかった。そう言えば、そんな息子にカバのマス クの入手方法をそっと吹き込む人物も。お願い!それだ けはやめて!二匹はいらんでしょ!俺、二度とオフ会、 来れなくなるし(笑)
最後まで気を抜けない初めてのオフ会は、こうして終わ り、我が家は家路へと急いだ。家族は、来た時同様にす ぐ眠りについた。 途中で、ふじみ野のワイルドな店の前を通りかかった。 寄ってみたい気もしたが、何故か、誰かがいるような悪 寒を覚え、すぐ通り過ぎることにした。この時の自分の 感覚が、正しかったかどうかはよく分からないが。
家の狭いベランダに置かれた、水の滴るこんにゃくを溜 め息をつきながら眺めるのは、それから更に一時間後の ことだった・・・。
~ 完 ~
天正10年(1582年)織田信長の家臣・羽柴秀吉 は中国 攻めの先鋒を任され、4月、 高松城攻めにか かった。 高松城の周囲は沼地に囲まれ難攻不落を 誇っていたた め、攻城戦は持久戦となった。5月8 日に入り軍師・黒 田孝高の献策により城を堰堤で 囲むという、攻城とい うよりむしろ土木工事とい えるものが開始された。こ れにより低湿地にあっ た高松城を水没させようという ものである。世に 言う「高松城水攻め」である。人夫 に過分な金子 を与え突貫工事で11日後に堤防が完成。 折しも梅 雨時で堰堤内には水が溢れ城は見事に水没し た。
( http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%9D%BE%E5%9F%8E_(%E5%82%99%E より引用)
2012.06.03
07:00からLastまで
泥のように眠った後の俺の寝覚めは、娘が無意識に放っ た顔面へのキックに、やや悶絶しながらのものだった。 本人はまだ夢の中だから、怒るに怒れないのが悔しい。 それにしても蒸し暑い。こんな小さなサンシェードに家 族四人は、やっぱり無理だ。
俺はそんな天然ミニサウナから抜け出し、外へ。既に多 くの人が起きており、中にはもえここパパさんのよう に、手際よく撤収の準備を進めている方も珍しくない。 まだ覚醒しきっていない俺は、ぼんやりとその様子を眺 めていた。
目の前のPINGUさんからは、ランタンが点けっぱなし だったから消しといたよ、と告げられ恥ずかしかった。 そうだった。子供を寝かしつけたら、また参加しようと 思っていたのに、自分もあっさり寝かしつけられたのを 思い出した(ご面倒の掛けっぱなしで申し訳ないです (__))。
嫁も子供達もだらだらしながら起き出した頃、更に PINGUさんから炒飯の差し入れが。しかも二種類!(本 当に何から何までご面倒の掛けっぱなしで申し訳ござい ませんm(__)m) 恐縮しながらも気が付くと、嫁と娘で頂いた皿の大半は 空にしていた。二人の体調がいいのは間違いないよう だ。
見上げると昨日とはうってかわって、鉛色の空模様。さ すがに俺でも、この後が容易に想像出来る。我が家も急 いだほうが良さそうだ。そう決心すると、家族全員に自 分の荷物をまとめるよう言った。が、ここからがなかな か進まない。 その頃から、ポツポツと雨音がタープを打ち始めている にも関わらず、(ただでさえ片付けが出来ない)息子は、 未だ昨日の興奮が冷めやらぬらしく「俺の武器は?」 と、そこらをほっつき歩いては、怪しげな木の棒を何本 も集めだした。嫁も事態を察したのか、そんな息子に苛 立ちを隠せない。 娘はというと、すっかり仲良しになった長谷川家三女 ちゃんが「遊ぼう」との誘いに浮わつき始めている。一 度は「後でねぇ(--;)」と、やや強張った笑顔でお断りし たのだが、再び今度は姉妹で現れると、今度は「パパが 美味しいコーヒーをご馳走するから遊びに来なよって ♪」 と、魅力的な提案を提示された。 勿論、そんな余裕なんかあるわけも無い。 「有難うねぇ。じゃあ、こっちが片付いたら。な あっ?」 俺は後ろの嫁に同意を求めたのだが・・・。
後に独り残された俺の目の前には、何等片付いていない 膨大な荷物と、(長谷川家の誰かが忘れていった)スノー ピークの折り畳み傘が一本、転がっている光景だっ た・・・。
その後は必死だった。何をどういう風に押し込んだか も、よく覚えていない。雨脚は更に強まり、こんにゃく の裾からは、じわじわと泥水が浸食を開始し始めてい る。 その予想以上の速さと競争するように、雨の中を一人、 荷物を抱えて車と往復する俺。 漸く大半の荷物を運び出し、敷いていたシートを剥いだ 瞬間、ダムが決壊したかのように一気に流れ込んできた 雨水は、そこに大きな池を一瞬で作り出した。手品のよ うだった・・・。
雨に打たれながら、自分のサイトを呆然と眺めながら立 ちすくむしかない俺。事ここに至って、それまでに色々 と心配して頂いた方の言葉が、頭を何度も駆け巡った。 今更、後悔しても遅いけど。 見てても仕方が無いので、目の前の水上のこんにゃくを 畳むことにした。予想した通りだが、やはり最後の足を 畳んだ瞬間、だらしない姿でこんにゃくは水にたっぷり と浸かった。それを水の中から引き揚げて一人持ち上げ る。 (お、重い!信じられないくらい重い!) 水をたっぷり含んだこんにゃくが、こんなに重いと知っ たのは新たな発見だが、この時の俺にそんな余裕なんか あるわけも無い。 水捌けのいい場所まで何とか運ぶと、とにかく元のカ バーに押し込むことだけに必死だった。ちょっと情けな かった。
更に情けなかったのは、こんにゃくを漸く車に放り込ん だ頃から、天気が回復し始めた事だ。慌てて仕舞った俺 の立場は!?
残ったのは、水上に張られたヘキサと椅子が二脚。なん か、見ようによってはちょっとカッコいいかも。雨がほ とんど止み、籠っていた方々がぞろぞろと集まり始め た。 PINGUさんは目を細めながら、しきりに 「シュールだなぁ♪」 と呟きを。 どうやらこの光景が、お洒落な水彩画にでも見えていた のだろうか? 個人的には、水攻めにあった城主の気分だったのだが。
集まった方々も「大変だったね」と心配して頂きながら も、気のせいか目が笑っているようだった。いや、顔も 笑っていたかも。その証拠に、何方も必ず写真を撮って いく。そうだ。全員がブロガーなことを忘れていた。皆 さん、頭が麻痺しているのか、平和に終わるオフ会では 物足りなくなっているのだろうか?
「axiaさん、これで一気に名前売ったね♪」 (いや、名前売る気なんか微塵も無いですから(--;))
「いいネタ提供してくれて有難う♪」 (俺、そんな余裕無いんですけど・・・(--;))
「狙ってたでしょ?持っていかれたなぁ(笑)」 (えっ、なにを!?(・・;))
そんな皆さんの(全然欲しくない)礼讚の中、
「あっれ~!こんなになっちゃったんだぁ!ウフッ♪」
と、早々に戦線離脱しモーニングコーヒーを満喫してき た嫁が、能天気に登場。怒る気力も湧かないほど、疲れ てる俺。
「あっ、そうだ!はい、これ。パパにも飲ませてあげよ うと思って持って来てあげたんだから!美味しいよぉ ♪」 と、まるで土産物でも渡すように、例の百均ボールを俺 に差し出す。 底の方に僅か一口程度しか残っていない冷めたコーヒー を見て、目が点になる俺。 (世間では、こういうのを、ただの飲みかけと言う筈だ が?) 然れど、持って来てあげた感たっぷりの嫁に、この時の 俺は呆れて言葉も見つからなかったが。
既に雨は止み、ややもすると雲の切れ間から日射しさえ 覗かせるほど、天気は回復し始めていた。 そんな天気に、周囲の方々からは 「あんなに急いで畳まなくても良かったんじゃない?」 の言葉を頂いた。 (全くだ!少なくても、こんにゃくはそのままで良かっ たはずだ!) と素直に思った。
「本当よね~」 側で聞いていた嫁は、私も同意見とばかりに頷く。 二の句も出ない俺。
それまでの緊張感が緩んでくると、濡れた体に寒気を覚 えた。こんな時はあそこしかない。 俺はオリンピック期間中の聖火のように、ずっと絶える ことの無かったであろうタープ下の焚き火にあたらせて もらった。
yabuさんは事情をとっくに察していたのたろう。すぐ に薪をくべてくれ、その温かさに俺は勿論のこと、一緒 についてきた嫁と娘も人心地つく思いに。目の前の柔ら かな炎が無性に有り難かった。そんな俺の様子を見て、 おもむろにyabuさんは
「あそこはねえ、どうしても水が溜まっちゃうんだよ」 (ええ、ほんとに仰有る通りでした)
「三年前のゲリラ豪雨の時に、俺もあそこに張ってえら い目に遭ったんだよ(笑)」 (えっ?それってあなただったんですか!?じゃあもしか して、俺が二人目?)
衝撃のカミングアウトを聞きながら、今回は豪雨とまで は呼べないレベルにも関わらず、見事な池が僅かの時間 に出来たことを思い返した。
あそこに張ることは二度と無いと思うが、他の人がもし 張っていたら、絶対に注意してあげよう。その時、俺は
「君達、もしかしたらそこがベストサイトとでも勘違い してるでしょ?それ間違ってますから。そもそも、そこ はサイトじゃないですよ、貯水池だから。そのうち、そ こらじゅう水浸しになって、泣く羽目になりますよ。 えっ?お前、見たことあるのかって? ええ、有ります よ。見たなんて生易しいもんじゃないですから」
なんて会話をするのかも。まあ、写真見せれば一発なん だろうけど・・・。
既に晴れ間の中で悠々とランステが折り畳まれていく 中、それを眺める長谷川さんの姿を見つけた俺。その目 は、今にもポチってしまいそうにも思えたのは気のせい か!?
嫁や娘がご厄介になったお礼を言うと、有り難いことに 俺にもコーヒーをご馳走頂けるとのお誘いを。勿論、喜 んでお誘いを受けた。
長谷川さんのサイトは、ほんのさっきまで泥水と格闘し ていた俺にとって、眩しすぎた。先ほどの雨はなんだっ たのだろう?そう思わせるぐらいの、ゆったりとした時 間がそこには流れている。俺は思わず(Viva!スノー ピーク!)と叫んでしまった(嘘だが)。 そんなクタクタの俺を、柔らかな椅子に座らせてくれる と、ミルで豆から挽いて頂く。 ちなみにお嬢様がたは、俺の顔を見ると、「ゾンビやっ てぇ!」とせがんでくれるが丁寧にお断りした(って か、いま無理。ゾンビだって疲れてる時もあるさ)。
辺りに香ばしい香りが立ちこめた頃、その差し出された 一杯のコーヒーの何と、美味だったことか!キャンプで はいつもインスタントで済ましていたが、これからは考 えなおそう・・・。頂いた焼きマシュマロの甘さも、疲 れた体に例えようもなく美味しく感じた。そんな時に kaoruさんが、(長谷川家へ)との差し入れのケーキを 持っていらした。ごめんなさい!たまらず手を伸ばして しまった。頬張りながら、今回はこんな感じで皆様から 頂いてばっかしな自分が少し恥ずかしく感じた。レバー ペーストも、パインも、滅多に無いらしい牛肉yabu丼 も、ポテトフライも、ピザも、焼き豚も、そしてジョ ニーさんの酒も・・・etc。思い出すうちに、予想以上 に頂いていたので、恐くなって途中で記憶を閉じた(流 石に今回はこれで頂くことは無いと思うけど・・・)。 次回はこちらからも何か振る舞って差し上げたいと思 う。もしかしたら忘れるかもしれないけど。
そうそう、こんな嵐の過ぎさった後にレッドクイーン様 が悠然と姿を現した。当然、俺は嫁と一緒にご挨拶させ て頂いた。正直、肝っ玉母さんのような方を想像してい たが、実物は今にもボサノバでも口ずさみそうな真逆の方な ことに内心驚いた。
続々と皆さんが帰られる中、我が家も漸くその帰途につ くことにした。当初からいらしていた方で、入口付近で 未だ撤収準備をしていないのは、yabuさんとやっちさ んのBarだろう。息子はそのBarの片隅に置かれた ジュースを目敏く見つけてしまった。
本当に申し訳ありませんでした・・・(--;)
もう頂き物はと思ったのに、速攻で頂くなんて。やっち さんのご厚意に感謝しきりに。こいつの親であることが 恥ずかしかった。そう言えば、そんな息子にカバのマス クの入手方法をそっと吹き込む人物も。お願い!それだ けはやめて!二匹はいらんでしょ!俺、二度とオフ会、 来れなくなるし(笑)
最後まで気を抜けない初めてのオフ会は、こうして終わ り、我が家は家路へと急いだ。家族は、来た時同様にす ぐ眠りについた。 途中で、ふじみ野のワイルドな店の前を通りかかった。 寄ってみたい気もしたが、何故か、誰かがいるような悪 寒を覚え、すぐ通り過ぎることにした。この時の自分の 感覚が、正しかったかどうかはよく分からないが。
家の狭いベランダに置かれた、水の滴るこんにゃくを溜 め息をつきながら眺めるのは、それから更に一時間後の ことだった・・・。
~ 完 ~
2012年06月13日
巾着田オフ ~水没の記②~
「証言ファイル」
その①「でもaxiaさん、あそこはヤバいよぉ!移動したほうが、いいって!」
その②「あそこは、雨降ったら全部流れてきちゃうんだよぉ!他は大丈夫なん
だけど、あそこだけは駄目なんだよねぇ~」
その③「早めに移動したほうがいいと思うけど・・・まあ、相当降らないと
そこまではひどくならないから。今回は大丈夫じゃないかなぁ」
その④「あそこはねぇ、三年前だったかなぁ。すごいゲリラ豪雨でさぁ、水浸
しになったの見たんだよぉ。う~ん、移動しといたほうがいいんじゃ
ないかなぁ」
他にも四人程が同様の証言をしていたことを、ここに補足しておく・・・。
2012.06.02
07:30
夜が明けてから、巾着田の全容が次第に明らかになっていく。 どうやら今日は快晴らしい。それと同時に、到着した時には気付かなかったのだが、多くのテントが意外なくらい建てられていたことを知った。俺は
(確かオフ会って今日のはずだよなぁ?そりゃ、確かに何人かはいると思ったけど。ってか、どれだけ待ちきれない人だらけなんだろうか。いや、俺も他人の事は言えないが・・・)
この時間になると大半の方が目覚めたのかだろうか。全体に活気が溢れはじめていく。起きていらした方、全員に挨拶をして回る、オフ会新人・41歳の俺。いや、挨拶回りというのは正しくないだろう。
なにせ皆さん、車にせよ、トイレにせよ、水場にせよ、何するにしても目の前の一つしかない通路を通っていくしかない。つまり出入口にいる門番のような(そこが最高!と思って建てただけなんだが)、だけど手持ち無沙汰でウロウロしているこの奇妙な、見慣れない男の前を、嫌が応でも通らざるを得ないのだから。
今から考えると、挨拶の押し売りというか、新しいスタイルの嫌がらせのような気もするが・・・。
とはいえ、皆さん気さくないい方ばかりで笑顔で挨拶をして下さる。
(あぁ、キャンパーの方って本当にいい人ばかりなんだなぁ)
と申し訳なく思いながらも、心の中のもう1人の俺は、我が家の未だ入り口が閉じられたままのこんにゃくを振り返ってこう思った。
(おい、新人家族!今、俺の半径100m以内で寝てるのはお前達だけだぞ!頼む!頼むから起きてくれ!どうやら俺、ソロだと思われ始めてる気がするし・・・)
そんな勝手な思い込みにいたたまれなくなった俺は、こんにゃくの中に入ると、まだ夢の中の息子を強引に起こした。何故、嫁を起こさなかったのかは、言わずもがなだが・・・。
半分、寝ぼけた息子と一緒に河原でぼんやりしていると、見るに見かねたのか道志の仙人様が水切りの妙技を見せてくれた。どうやら、得意なのは焚き火と椅子寝以外にもう一つあるらしい・・・。
そんなことをしているうちに、ようやく嫁が起きてきた。早速PINGU師匠のもとへ連れていく俺。
axia「あっ、これがうちのた、隊長です。」
嫁「おはようございます(__)axiaの妻です」
やはり初めてなのと、自分自身をaxiaの妻という紹介の仕方に違和感たっぷりなのか、どこかぎこちない。PINGU師匠もそんな空気を察して頂いたのか、にこやかに大人のご対応を。
隊長と呼ばれることに理解出来ていない嫁に
師匠「もしかして奥さんはaxiaさんのブログ、見た事は・・・?」
嫁「実は無いんです。なんか私の悪口ばっかり書いてるんですか?(こちらをジロッ)」
(おい、おまえ!目が笑ってないぞ!師匠、ここはひとつフォローを!)
師匠「それは是非見たほうが(^-^)」
(えぇっ!)
嫁「あとで見せてよね」
axia「う、うん。先に言っとくけど嘘はついてないよ。全部事実だから。視点が違うだけだから・・・etc」なんの抵抗にもならない言い訳をする俺。
それから3分後には、こんにゃくの中でブログを熟読する嫁。その姿に妖気さえ感じた俺は、触らぬ神に祟り無しとばかりに、飛びだした。
(しばらく近づくのは止めとこう・・・)
その間も、続々と参加の方がいらっしゃる。冒頭の証言ファイルの多くは、この時までに頂いたものである。今、冷静になって考えると、移動しておけば良かった。
それをしなかった、理由の一つに天気が余りに良かったこともあるかもしれない。
朝のこの時間から、そろそろ暑さを感じるほどに日差しが強くなりはじめ、雨が降る気配など微塵も無かったからだ。
ブログを熟読した嫁(ちなみに本人からは事実認定有)を呼ぶと、ヘキサを建てることに。
途中からPINGU師匠に手伝って頂き(実際はおぼつかない手つきを見るに見かねてと思われるが。有難うございました(__)) 日陰を確保すると、ようやく朝食に。
実は今回、初投入のアイテムが2つ。その内の1つのツーバーナーで焼いたコストコパンと、沸かしたお湯でコーンスープで簡単に済ます。
(うん、これは使い勝手がいいようだ。だけど、このメニューにツーバーナーは必要なのか・・・?)
2012.06.02
11:00
今回の目的の一つに日和田山登山があった。皆さんに伺うと、こころよく色々教えて頂いた。ここから、歩いて15分程のところに登り口があること。男坂と女坂があり、男坂は急だが面白いこと。一時間程の行程らしいこと。
1 1時頃に出発。その頃にはかなり暑くなり、登山口に着く前の時点で、嫁が
「とりあえず登ったことにして、このまま戻れない?」
と、耳を疑うような弱音を吐いたことに驚いたが・・・。
こんな恥ずかしいことは他人に言えないので、俺はこの秘密を墓場まで持っていこうと固く心に誓った。
肝心の登山は予想以上に楽しかった。
男坂はなかなか変化があって、共に登った息子の冒険心を揺さぶったようだ。
やや興奮気味で登り切ると、女坂から先に到着していた嫁と娘が手を振っている。
周囲を一望に見渡せる眺めに、しばし時を忘れた。
2012.06.02
14:00
山を降りてから夜の宴会までに起こったことは、実はよく覚えていない。断片的には覚えているが、多分酔いが結構まわっていたのだろう。
それでも、覚えていることを適当に書き連ねてみたい。
まず最初は、長谷川さんが我が家のサイトに来て、自身の高級ゴミ箱の魅力を熱く語っていったこと。
勿論、我が家に手が出るわけもない代物なのだが・・・。
ちなみに今回がデビュー戦のもう一つのアイテム、我が家のコールマンのポップアップバケツが不意に色褪せていくように感じたのは気のせいかもしれない。それにしても入団したてのピッチャーが、初登板の一回表・第一球をいきなりバックスクリーンに叩きこまれた感じではあるけど・・・。
なのに、更に滅多打ちを喰らいに、わざわざそのスノピワールドを覗きに行く俺は馬鹿なのか?
そこは既に夜に向けて、いろんな肉料理が仕込まれており、いつか見た朝霞駐屯地のカレー祭りさながらの野戦食の厨房のようだった。
俺は内心
(ってか、幾らなんでも肉多すぎやしませんか!?)
と思っってしまったが。
そんな俺の心情を知ってか知らずか(多分、知らないけど)、長谷川さんは俺を沼へ引きずりこもうと、スノピのダッチを熱心に俺に奨める。
その熱意は量販店の店員を超える勢いに感じた。
そんな俺を後ろから見ていたフミトシさんが、
「axiaさん、まともに聞いてたら大変なことになるよ(笑)」
と、沼に片足突っ込んだ俺を岸へ引きずり上げてくれた。危ないところだった。有難うございました(__)
そういえば、PINGUさんに連れられて数人で挨拶巡りもした。
その中には、PTA後の奥様方のティータイムのような雰囲気の方々がいらして、緊張してるこちらをにこやかに微笑んでいた。ちなみに、その輪の中に入ると、そこに漂っている「ゆる~い」雰囲気に飲み込まれてしまいそうな危険な気がしたのは、俺の気のせいだったのか?
今となっては謎だが・・・。
その頃には、子供達はそれぞれ仲の良い友達を見つけたようで、楽しそうだった。
良かった。
これで家に帰りたいと愚痴られたら、俺の立つ瀬が無いし(汗)
他にもこんなことがあった。
PINGUさんが不意に
「皆さん、カメラを持ってお集まりくださ~い」
と周囲の方々に呼び掛け始めたのだ。
俺も嫁と一緒に(一体なにが始まるのか!?)行くと、そこにはカバのマスクを被った人物が、ポーズを決めて立っていた。
あんまり珍しいので一枚だけ撮ったが、二枚はいらないような気がしたので止めた。
可愛そうなことに、そのカバは子供達の格好の餌食となって、叩かれたりマスクを引っ張られたりしていた。
動物虐待は良くないのだが、何故か喜んでいるようにも見えたので、俺はそのまま眺めていることにした。正体は未だ不明だが、中の人はもしかしたら、ドM子供好きなのかもしれない。
それと、午後からいらした、じゅんちちさんにもご挨拶した。今回お礼を言いたい方だ。
嫁も最初はどなたか分からなかったが
「ムーミン屋敷を教えて頂いた方だよ」
と言うと
「あっ、あのムーミンさん!」
と訳の分からないことを言い出した。
(我が嫁よ、お前もだいぶ酔ってるのか!?俺は少し焦ったぞ!!)
2012.06.02
19:00
夕闇がせまる頃、あちこちにランタンの灯りが点る。さながら万灯会のごとき様相は、一種幻想的にさえ見えた。同時にあちこちから大きな笑い声が上がり始める。どうやら今夜の宴が始まったらしい。
その頃、俺は、しばらく前から始まった長谷川家三姉妹+我が家の娘の四人を相手に、ゾンビゲーム(秋田のなまはげが、ゾンビになっただけだが)を、何度も・何度も・何度も・何度も・・・「お願いだからそろそろ飽きてくれ!!」というくらい付き合わされていた。更にそのあとは鬼ごっこまでも。
更に更に、何故か長谷川家二女ちゃんが、抱っこをせがむ。
仕方がないから一回だけ抱っこしてあげた。出来れば20年後に、再度せがんでもらいたいものだ・・・。
そんなフラフラの俺だったが、途中で関西弁の方が混ざって相手をしてくれたので、子供達の相手を押し付け譲って差し上げた。
関西弁なのに子供好きな姿が、まるでカタギの人のようで意外に見えたのは黙っておこう・・・。
漸く、ホッと一息ついた視線の先に、ボール紙で作った盾と、木の棒を手に持った息子が、奇声をあげて走り去って行くのが見える。
(一体、あいつは何と戦っているのだろう・・・?)
気付けば、周りは宴で盛り上がっていることに気付く。そんな方々の中に厚かましく潜りこめないのが、新参者のツラいとこか?隣の嫁もどこかぎこちない。
ならばと、一番人の集まってるBomberさんのランステへと嫁を引っ張っていく。
その人の多さとその雰囲気に驚きながらも、隅に椅子を置かせてもらう。
(これだけ人がいれば、目立たずに済むだろう。のんびりと雰囲気だけでも分かればいいかな)
そう思ったのだけど、今から考えればそこは隅っこどころか、爆心地だったのかも知れない・・・。
嫁の左隣はじゅんちちさん、そのまた隣は、ほりほりさん。Bomberさんがいて、その向こうにはyangさん。正面にはジョニーさんとカバオさんが。因みに俺の右隣は長谷川さん。
ジョニーさんお薦めの名酒を、嫁はシェラカップもどきの我が家の100円ボールでなみなみと受け止める。
ほりほりさん&じゅんちちさんのコンビは
「ちょっと、それ大きくねぇっ!?」
と叫んでいた。
当たり前だ。だってボールなんだから(笑)
未だ変な声の嫁が、そのコンビに弄られ始めたのは必然だろう。森進一のモノマネをリクエストされていた。俺は、当然断ると思っていたが・・・やるんかい!?
面白かったけど、痛々しくもあった。あまりの似てなさにだけど。
ここからは怪しげなキーワードだけが頭に残っている。
「マ○ック○ラー」とか「バタフライ」とか「ナハハ」とか。
あまり内容を詳しく書くのはやめとこう。っていうより内容も無いし。
そうそう、ここでmy-redsさんがソロで登場。遠くにはマユパパさんの姿も。
redsさんは心底楽しそうだった。何か抑圧されてるものが無くなったのだろうか?
この後は、娘が起きて席を外し、更にホタル見物と称して大人の肝試しみたいなものにも参加した。
ホタルが舞う光景は幻想的だった。ここには日本の自然がまだ残っていることが嬉しい。
多分、すぐに寝てしまったのだろう。外からは
「クリームパンがぁ!!」
と叫び声と、続く笑い声が響いている。薄れゆく意識の中で俺は「クリームパン」というフレーズで、話を広げられるバイタリティを羨ましくも感じた。
前日の朝から、43時間ぶりにようやく俺は眠りについた。
その①「でもaxiaさん、あそこはヤバいよぉ!移動したほうが、いいって!」
その②「あそこは、雨降ったら全部流れてきちゃうんだよぉ!他は大丈夫なん
だけど、あそこだけは駄目なんだよねぇ~」
その③「早めに移動したほうがいいと思うけど・・・まあ、相当降らないと
そこまではひどくならないから。今回は大丈夫じゃないかなぁ」
その④「あそこはねぇ、三年前だったかなぁ。すごいゲリラ豪雨でさぁ、水浸
しになったの見たんだよぉ。う~ん、移動しといたほうがいいんじゃ
ないかなぁ」
他にも四人程が同様の証言をしていたことを、ここに補足しておく・・・。
2012.06.02
07:30
夜が明けてから、巾着田の全容が次第に明らかになっていく。 どうやら今日は快晴らしい。それと同時に、到着した時には気付かなかったのだが、多くのテントが意外なくらい建てられていたことを知った。俺は
(確かオフ会って今日のはずだよなぁ?そりゃ、確かに何人かはいると思ったけど。ってか、どれだけ待ちきれない人だらけなんだろうか。いや、俺も他人の事は言えないが・・・)
この時間になると大半の方が目覚めたのかだろうか。全体に活気が溢れはじめていく。起きていらした方、全員に挨拶をして回る、オフ会新人・41歳の俺。いや、挨拶回りというのは正しくないだろう。
なにせ皆さん、車にせよ、トイレにせよ、水場にせよ、何するにしても目の前の一つしかない通路を通っていくしかない。つまり出入口にいる門番のような(そこが最高!と思って建てただけなんだが)、だけど手持ち無沙汰でウロウロしているこの奇妙な、見慣れない男の前を、嫌が応でも通らざるを得ないのだから。
今から考えると、挨拶の押し売りというか、新しいスタイルの嫌がらせのような気もするが・・・。
とはいえ、皆さん気さくないい方ばかりで笑顔で挨拶をして下さる。
(あぁ、キャンパーの方って本当にいい人ばかりなんだなぁ)
と申し訳なく思いながらも、心の中のもう1人の俺は、我が家の未だ入り口が閉じられたままのこんにゃくを振り返ってこう思った。
(おい、新人家族!今、俺の半径100m以内で寝てるのはお前達だけだぞ!頼む!頼むから起きてくれ!どうやら俺、ソロだと思われ始めてる気がするし・・・)
そんな勝手な思い込みにいたたまれなくなった俺は、こんにゃくの中に入ると、まだ夢の中の息子を強引に起こした。何故、嫁を起こさなかったのかは、言わずもがなだが・・・。
半分、寝ぼけた息子と一緒に河原でぼんやりしていると、見るに見かねたのか道志の仙人様が水切りの妙技を見せてくれた。どうやら、得意なのは焚き火と椅子寝以外にもう一つあるらしい・・・。
そんなことをしているうちに、ようやく嫁が起きてきた。早速PINGU師匠のもとへ連れていく俺。
axia「あっ、これがうちのた、隊長です。」
嫁「おはようございます(__)axiaの妻です」
やはり初めてなのと、自分自身をaxiaの妻という紹介の仕方に違和感たっぷりなのか、どこかぎこちない。PINGU師匠もそんな空気を察して頂いたのか、にこやかに大人のご対応を。
隊長と呼ばれることに理解出来ていない嫁に
師匠「もしかして奥さんはaxiaさんのブログ、見た事は・・・?」
嫁「実は無いんです。なんか私の悪口ばっかり書いてるんですか?(こちらをジロッ)」
(おい、おまえ!目が笑ってないぞ!師匠、ここはひとつフォローを!)
師匠「それは是非見たほうが(^-^)」
(えぇっ!)
嫁「あとで見せてよね」
axia「う、うん。先に言っとくけど嘘はついてないよ。全部事実だから。視点が違うだけだから・・・etc」なんの抵抗にもならない言い訳をする俺。
それから3分後には、こんにゃくの中でブログを熟読する嫁。その姿に妖気さえ感じた俺は、触らぬ神に祟り無しとばかりに、飛びだした。
(しばらく近づくのは止めとこう・・・)
その間も、続々と参加の方がいらっしゃる。冒頭の証言ファイルの多くは、この時までに頂いたものである。今、冷静になって考えると、移動しておけば良かった。
それをしなかった、理由の一つに天気が余りに良かったこともあるかもしれない。
朝のこの時間から、そろそろ暑さを感じるほどに日差しが強くなりはじめ、雨が降る気配など微塵も無かったからだ。
ブログを熟読した嫁(ちなみに本人からは事実認定有)を呼ぶと、ヘキサを建てることに。
途中からPINGU師匠に手伝って頂き(実際はおぼつかない手つきを見るに見かねてと思われるが。有難うございました(__)) 日陰を確保すると、ようやく朝食に。
実は今回、初投入のアイテムが2つ。その内の1つのツーバーナーで焼いたコストコパンと、沸かしたお湯でコーンスープで簡単に済ます。
(うん、これは使い勝手がいいようだ。だけど、このメニューにツーバーナーは必要なのか・・・?)
2012.06.02
11:00
今回の目的の一つに日和田山登山があった。皆さんに伺うと、こころよく色々教えて頂いた。ここから、歩いて15分程のところに登り口があること。男坂と女坂があり、男坂は急だが面白いこと。一時間程の行程らしいこと。
1 1時頃に出発。その頃にはかなり暑くなり、登山口に着く前の時点で、嫁が
「とりあえず登ったことにして、このまま戻れない?」
と、耳を疑うような弱音を吐いたことに驚いたが・・・。
こんな恥ずかしいことは他人に言えないので、俺はこの秘密を墓場まで持っていこうと固く心に誓った。
肝心の登山は予想以上に楽しかった。
男坂はなかなか変化があって、共に登った息子の冒険心を揺さぶったようだ。
やや興奮気味で登り切ると、女坂から先に到着していた嫁と娘が手を振っている。
周囲を一望に見渡せる眺めに、しばし時を忘れた。
2012.06.02
14:00
山を降りてから夜の宴会までに起こったことは、実はよく覚えていない。断片的には覚えているが、多分酔いが結構まわっていたのだろう。
それでも、覚えていることを適当に書き連ねてみたい。
まず最初は、長谷川さんが我が家のサイトに来て、自身の高級ゴミ箱の魅力を熱く語っていったこと。
勿論、我が家に手が出るわけもない代物なのだが・・・。
ちなみに今回がデビュー戦のもう一つのアイテム、我が家のコールマンのポップアップバケツが不意に色褪せていくように感じたのは気のせいかもしれない。それにしても入団したてのピッチャーが、初登板の一回表・第一球をいきなりバックスクリーンに叩きこまれた感じではあるけど・・・。
なのに、更に滅多打ちを喰らいに、わざわざそのスノピワールドを覗きに行く俺は馬鹿なのか?
そこは既に夜に向けて、いろんな肉料理が仕込まれており、いつか見た朝霞駐屯地のカレー祭りさながらの野戦食の厨房のようだった。
俺は内心
(ってか、幾らなんでも肉多すぎやしませんか!?)
と思っってしまったが。
そんな俺の心情を知ってか知らずか(多分、知らないけど)、長谷川さんは俺を沼へ引きずりこもうと、スノピのダッチを熱心に俺に奨める。
その熱意は量販店の店員を超える勢いに感じた。
そんな俺を後ろから見ていたフミトシさんが、
「axiaさん、まともに聞いてたら大変なことになるよ(笑)」
と、沼に片足突っ込んだ俺を岸へ引きずり上げてくれた。危ないところだった。有難うございました(__)
そういえば、PINGUさんに連れられて数人で挨拶巡りもした。
その中には、PTA後の奥様方のティータイムのような雰囲気の方々がいらして、緊張してるこちらをにこやかに微笑んでいた。ちなみに、その輪の中に入ると、そこに漂っている「ゆる~い」雰囲気に飲み込まれてしまいそうな危険な気がしたのは、俺の気のせいだったのか?
今となっては謎だが・・・。
その頃には、子供達はそれぞれ仲の良い友達を見つけたようで、楽しそうだった。
良かった。
これで家に帰りたいと愚痴られたら、俺の立つ瀬が無いし(汗)
他にもこんなことがあった。
PINGUさんが不意に
「皆さん、カメラを持ってお集まりくださ~い」
と周囲の方々に呼び掛け始めたのだ。
俺も嫁と一緒に(一体なにが始まるのか!?)行くと、そこにはカバのマスクを被った人物が、ポーズを決めて立っていた。
あんまり珍しいので一枚だけ撮ったが、二枚はいらないような気がしたので止めた。
可愛そうなことに、そのカバは子供達の格好の餌食となって、叩かれたりマスクを引っ張られたりしていた。
動物虐待は良くないのだが、何故か喜んでいるようにも見えたので、俺はそのまま眺めていることにした。正体は未だ不明だが、中の人はもしかしたら、
それと、午後からいらした、じゅんちちさんにもご挨拶した。今回お礼を言いたい方だ。
嫁も最初はどなたか分からなかったが
「ムーミン屋敷を教えて頂いた方だよ」
と言うと
「あっ、あのムーミンさん!」
と訳の分からないことを言い出した。
(我が嫁よ、お前もだいぶ酔ってるのか!?俺は少し焦ったぞ!!)
2012.06.02
19:00
夕闇がせまる頃、あちこちにランタンの灯りが点る。さながら万灯会のごとき様相は、一種幻想的にさえ見えた。同時にあちこちから大きな笑い声が上がり始める。どうやら今夜の宴が始まったらしい。
その頃、俺は、しばらく前から始まった長谷川家三姉妹+我が家の娘の四人を相手に、ゾンビゲーム(秋田のなまはげが、ゾンビになっただけだが)を、何度も・何度も・何度も・何度も・・・「お願いだからそろそろ飽きてくれ!!」というくらい付き合わされていた。更にそのあとは鬼ごっこまでも。
更に更に、何故か長谷川家二女ちゃんが、抱っこをせがむ。
仕方がないから一回だけ抱っこしてあげた。出来れば20年後に、再度せがんでもらいたいものだ・・・。
そんなフラフラの俺だったが、途中で関西弁の方が混ざって相手をしてくれたので、子供達の相手を
関西弁なのに子供好きな姿が、まるでカタギの人のようで意外に見えたのは黙っておこう・・・。
漸く、ホッと一息ついた視線の先に、ボール紙で作った盾と、木の棒を手に持った息子が、奇声をあげて走り去って行くのが見える。
(一体、あいつは何と戦っているのだろう・・・?)
気付けば、周りは宴で盛り上がっていることに気付く。そんな方々の中に厚かましく潜りこめないのが、新参者のツラいとこか?隣の嫁もどこかぎこちない。
ならばと、一番人の集まってるBomberさんのランステへと嫁を引っ張っていく。
その人の多さとその雰囲気に驚きながらも、隅に椅子を置かせてもらう。
(これだけ人がいれば、目立たずに済むだろう。のんびりと雰囲気だけでも分かればいいかな)
そう思ったのだけど、今から考えればそこは隅っこどころか、爆心地だったのかも知れない・・・。
嫁の左隣はじゅんちちさん、そのまた隣は、ほりほりさん。Bomberさんがいて、その向こうにはyangさん。正面にはジョニーさんとカバオさんが。因みに俺の右隣は長谷川さん。
ジョニーさんお薦めの名酒を、嫁はシェラカップもどきの我が家の100円ボールでなみなみと受け止める。
ほりほりさん&じゅんちちさんのコンビは
「ちょっと、それ大きくねぇっ!?」
と叫んでいた。
当たり前だ。だってボールなんだから(笑)
未だ変な声の嫁が、そのコンビに弄られ始めたのは必然だろう。森進一のモノマネをリクエストされていた。俺は、当然断ると思っていたが・・・やるんかい!?
面白かったけど、痛々しくもあった。あまりの似てなさにだけど。
ここからは怪しげなキーワードだけが頭に残っている。
「マ○ック○ラー」とか「バタフライ」とか「ナハハ」とか。
あまり内容を詳しく書くのはやめとこう。っていうより内容も無いし。
そうそう、ここでmy-redsさんがソロで登場。遠くにはマユパパさんの姿も。
redsさんは心底楽しそうだった。何か抑圧されてるものが無くなったのだろうか?
この後は、娘が起きて席を外し、更にホタル見物と称して大人の肝試しみたいなものにも参加した。
ホタルが舞う光景は幻想的だった。ここには日本の自然がまだ残っていることが嬉しい。
多分、すぐに寝てしまったのだろう。外からは
「クリームパンがぁ!!」
と叫び声と、続く笑い声が響いている。薄れゆく意識の中で俺は「クリームパン」というフレーズで、話を広げられるバイタリティを羨ましくも感じた。
前日の朝から、43時間ぶりにようやく俺は眠りについた。
2012年06月05日
巾着田オフ ~水没の記①~
この度、わたくしaxiaは初めてオフ会なるものに参加させて頂きました。PINGUさん主催の
「巾着田オフ(6/2・6/3)」
ってなことです。
そもそもブログ始めたのも、我が家だけでは次第にキャンプ自体がマンネリになってきて、次第に家族に飽きられそうな予感も。とはいえ、ご近所に同じ趣味を持ってる方もあまりいそうでないこともあってか
(だったら、こっちからそんな集まりに参加してみるしかないよね)
なんて、邪な考えを持ちつつ漸くこの日に。自分の備忘録として、記憶が薄れる前に覚えてる限りでここに残してみようと思います。
あっ、最初に断っておきますが、今回は画像は殆どありません。別にサボってたわけではなく、単純にカメラを忘れたことと、スマホのバッテリーの減りが異常に早いんで、カメラとしての機能も使えなかっただけですから
更に言っとくと、寝不足でビールを飲み続けてたこともあって、記憶が曖昧で時間・場所・人名さえも狂ってるかも
まあ、酔っ払いの戯言として見て頂ければ結構です(笑)ではでは
2012.06.01
22:00
帰り道を急いで帰った俺。昨晩は鬼隊長嫁に
「出来たら前日から行けたら行きたいんだけど・・・」
とお伺いをたてておいた。
まぁ、どうせいつものように子供のどっちかが
「具合が悪いから
」
なんて理由でボツるんだろうけど。ハァ~・・・
「ただいま~」
と普通に玄関を開けると
「ぉがぇりぃ~」
と、かすれた声が怪しげに俺を出迎える。
「じょっとがぜひ~だぁ(訳「ちょっと風邪ひいた」)
と鬼隊長嫁。
俺は心の中で
(おい!今回はお前かよ!!)
と軽く突っ込みを入れながらも
「じゃあやっぱり出発は明日にしておくか?」
と聞いてみた。
「なんで~?行くんじゃないのぉ?」
と。
見ると、既に着替えが詰められたリュックが転がっている。どうやら俺を残して、みんな荷造りは万全らしい。結構なことだ。
で、俺の夕飯は?・・・まっ、いいか
適当に余り物を食って夕飯を済ませると、自分の用意をとりかかる。下着の替えぐらいでいいだろう。
あとは、道具類。それとクーラーボックスに食材を詰め込む。
道具はありったけ(そんなに持ってないけど)。食材も出来る限り(冷蔵庫の余り物ばっかだけど)。
それらを駐車場までピストン輸送する俺。珍しく、長男も運んでる。
(えらいぞ、お前!!)
心の中で褒めたばかりなのに、駐車場で車に乗り込んだら、もう動く気無し。
「パパ、おれここで待ってるから」
だと!?
(ダメだ・・・やっぱりお前は・・・あぁ)
仕方なく一人で往復しつつ何とか。そっから更に、車に詰め込んでいく。
(牡蠣子さんじゃないが、俺もテトリスは苦手なんだぞ!!)
と、ぶつくさ言いながら押し込んでいく。そんな時に、準備万端の格好で現れたのは・・・まぁ、いいや
嫁も車に乗り込んでいく。って、おい!!ウチは4人家族じゃないんかい!?
「あ、まだ家で寝てるから。パパ、連れてきて。私、ここで待ってるから」
だとぉ!?
(ダメだ・・・やっぱりお前も・・・あぁ)
家に戻ると4歳の少女が気持ちよさ気に寝てる。
(おいおい、一人にしてほっとくなよ。こんな時間に!!)
シャワーを浴びて、娘を抱きかかえながら家の戸締り終了。
再び車に戻ると・・・既に先着の二人は爆睡状態
ついでにもう一人の爆睡少女を加えて漸く出発。この時点で既に1時を過ぎていただろう・・・。
2012.06.02
02:30
深夜の関越は順調だった。高速を降りて、しばらく走ったところのコンビニで休憩。Twitterを開くと何とyaburinさんの呟きを発見!!細かくは忘れてしまったが、
「今から行っても、みんな寝てるだろうし、行くのどうしようかな~」
みたいな内容だった。
(ウッソ~!?今晩行ったらお会い出来ると思ってたのにぃ~
)
とはいえ、仕方ない。いつものように、こいつのせいで少し迷ったが、漸く目的地の巾着田第一駐車場に到着。
駐車場には、ブログで何度か見たボンゴフレンディが。どうやらここで間違いないみたいだ。
出入り口に立つと、辺りは外灯も余り無く、周囲は真っ暗。とはいえ、幸いタープの下に数人のグループが談笑している。それと少し離れて、同じようにタープの下で焚き火をしながら、こちらに背を向けて椅子に座っている怪しい不思議な雰囲気の人が一人。
(一体あの人は誰なんだろう・・・多分、オフ会とは関係の無い人だと思うけど。)
真っ暗な中、なぜか出入り口脇の「いい場所」が、ポッカリと空いている。この瞬間に運命の歯車が、ガチャリと動いたのだろう。もちろん当人である俺は、そんなことをこの時は知る由も無いのだが・・・。
嫁を叩き起こすようにして車から連れ出すと、何かに導かれるようにその「ベストサイト」にこんにゃくを広げていった。
普段はすんなり立ってくれる我が家のこんにゃくが、この日だけは天井で幕を噛んだりと、まるで嫌がるような動きをする。多分、自分のこれから起こる運命を知っていたのだろうか?(笑)
こんにゃくを漸く建て終わり、次はテント・・・。もう、そんな気力など残ってるわけも無い。
(いいや、もうサンシェードで。あれだってテントみたいなもんだし
)
いんちきカンガルースタイルが出来たのは3時を過ぎていただろう。その間も前述の談笑パーティは盛り上がってる。随分と明るい人達だ・・・
2012.06.02
03:30
家族を全員、サンシェードに押し込むとそのまますぐ寝てしまっている。
(とりあえずは今晩はそのまま寝てくれ。明日はテントをちゃんと張るから・・・)
そう思いながら、一人椅子に座ってビールを空ける。談笑グループの方を見ながら
(やっぱり、あのグループはオフ会メンバーの人達なんだろうか?)
しばらく声をかけようか、かけまいか葛藤しながらも、遂に決断の時に(笑)
グループに一歩ずつ近づいてく俺・・・。
「あ、あの・・・ナチュラムブログの方達ですか?」
(あぁ、俺、声が上ずってるよ~)
みんなが一斉に「えっ!?」とばかりに、こちらを見上げる。
(ヤバイ!!しくじった、俺
)
0.05秒で、そう悟った俺は瞬間的に
「ごめんなさい、間違えました!!
」
と言おうとした瞬間、
「ええ、そうですよ
」
と。
(た、助かった~
)
「あ、あの~axiaと申します。今回、こちらのオフ会に・・・」
と言いかけた瞬間、正面に座っていた眼鏡をかけた元気そうな方が
「あ~、axiaさん!?俺です、長谷川です!!」
と、真っ先に手を上げて頂いた。
(よかった~、Twitterやっといて
少なくても知ってる人が一人はいてくれた
)
そして、皆さん次々に自己紹介。hikabassさん家、fumitoshiさん、スナフキンさん家、kabaoさん
俺はお願いして輪に入れてもらうと、色々な話を沢山聞かせてもらう。そんなことをしてるうちに、段々と空が白んできはじめ、小鳥のさえずりが聞こえ始めた。
(ちなみに俺の真後ろで、時折いびきをかいてるヒゲの人は一体誰なんだろう!?)
そんなことを思いながら視線を変えると、そちらではあの怪しい不思議な雰囲気の人が、なにやら自分のサイトの提灯を携帯で撮っている。
(一体、あの人は何をやってるのだろう・・・?ってか、誰?)
2012.06.02
06:00
皆さん、話は盛り上がったなかで、ふとyaburinさんのことに。俺は
「そういえばここへ来る途中、yaburinさんは今晩は来ないなんてTwitter読んだんですよね~」
なんてことを言うと、
「えっ!?yabuさん来てるよ。ほら、あそこ」
その指差した方向は・・・ごめんなさい
とっくにいらしてたんですね(笑)
夜が明けて、完全に明るくなると後ろで寝ていたヒゲの方が起きて
「あ~、よく寝た」と。
それがやっちさんとの初めてのご対面でした。
更に「おはようございます。PINGUです。」
と、師匠がご登場に!!当然、初対面です。
そして最後はyaburinさんの元へご挨拶。こちらも当然(笑)もういっか。
(ホントに裸足だよ~)
と、内心思いながらも快く焚き火にあたらせて頂きました。
こうしてaxia家のオフ会参加はスタートしたのであった。
つづく
「巾着田オフ(6/2・6/3)」
ってなことです。
そもそもブログ始めたのも、我が家だけでは次第にキャンプ自体がマンネリになってきて、次第に家族に飽きられそうな予感も。とはいえ、ご近所に同じ趣味を持ってる方もあまりいそうでないこともあってか
(だったら、こっちからそんな集まりに参加してみるしかないよね)
なんて、邪な考えを持ちつつ漸くこの日に。自分の備忘録として、記憶が薄れる前に覚えてる限りでここに残してみようと思います。
あっ、最初に断っておきますが、今回は画像は殆どありません。別にサボってたわけではなく、単純にカメラを忘れたことと、スマホのバッテリーの減りが異常に早いんで、カメラとしての機能も使えなかっただけですから


まあ、酔っ払いの戯言として見て頂ければ結構です(笑)ではでは

2012.06.01
22:00
帰り道を急いで帰った俺。昨晩は
「出来たら前日から行けたら行きたいんだけど・・・」
とお伺いをたてておいた。
まぁ、どうせいつものように子供のどっちかが
「具合が悪いから

なんて理由でボツるんだろうけど。ハァ~・・・
「ただいま~」
と普通に玄関を開けると
「ぉがぇりぃ~」
と、かすれた声が怪しげに俺を出迎える。
「じょっとがぜひ~だぁ(訳「ちょっと風邪ひいた」)
と
俺は心の中で
(おい!今回はお前かよ!!)
と軽く突っ込みを入れながらも
「じゃあやっぱり出発は明日にしておくか?」
と聞いてみた。
「なんで~?行くんじゃないのぉ?」
と。
見ると、既に着替えが詰められたリュックが転がっている。どうやら俺を残して、みんな荷造りは万全らしい。結構なことだ。
で、俺の夕飯は?・・・まっ、いいか

適当に余り物を食って夕飯を済ませると、自分の用意をとりかかる。下着の替えぐらいでいいだろう。
あとは、道具類。それとクーラーボックスに食材を詰め込む。
道具はありったけ(そんなに持ってないけど)。食材も出来る限り(冷蔵庫の余り物ばっかだけど)。
それらを駐車場までピストン輸送する俺。珍しく、長男も運んでる。
(えらいぞ、お前!!)
心の中で褒めたばかりなのに、駐車場で車に乗り込んだら、もう動く気無し。
「パパ、おれここで待ってるから」
だと!?
(ダメだ・・・やっぱりお前は・・・あぁ)
仕方なく一人で往復しつつ何とか。そっから更に、車に詰め込んでいく。
(牡蠣子さんじゃないが、俺もテトリスは苦手なんだぞ!!)
と、ぶつくさ言いながら押し込んでいく。そんな時に、準備万端の格好で現れたのは・・・まぁ、いいや

嫁も車に乗り込んでいく。って、おい!!ウチは4人家族じゃないんかい!?
「あ、まだ家で寝てるから。パパ、連れてきて。私、ここで待ってるから」
だとぉ!?
(ダメだ・・・やっぱりお前も・・・あぁ)
家に戻ると4歳の少女が気持ちよさ気に寝てる。
(おいおい、一人にしてほっとくなよ。こんな時間に!!)
シャワーを浴びて、娘を抱きかかえながら家の戸締り終了。
再び車に戻ると・・・既に先着の二人は爆睡状態

ついでにもう一人の爆睡少女を加えて漸く出発。この時点で既に1時を過ぎていただろう・・・。
2012.06.02
02:30
深夜の関越は順調だった。高速を降りて、しばらく走ったところのコンビニで休憩。Twitterを開くと何とyaburinさんの呟きを発見!!細かくは忘れてしまったが、
「今から行っても、みんな寝てるだろうし、行くのどうしようかな~」
みたいな内容だった。
(ウッソ~!?今晩行ったらお会い出来ると思ってたのにぃ~

とはいえ、仕方ない。いつものように、こいつのせいで少し迷ったが、漸く目的地の巾着田第一駐車場に到着。
駐車場には、ブログで何度か見たボンゴフレンディが。どうやらここで間違いないみたいだ。
出入り口に立つと、辺りは外灯も余り無く、周囲は真っ暗。とはいえ、幸いタープの下に数人のグループが談笑している。それと少し離れて、同じようにタープの下で焚き火をしながら、こちらに背を向けて椅子に座っている
(一体あの人は誰なんだろう・・・多分、オフ会とは関係の無い人だと思うけど。)
真っ暗な中、なぜか出入り口脇の「いい場所」が、ポッカリと空いている。この瞬間に運命の歯車が、ガチャリと動いたのだろう。もちろん当人である俺は、そんなことをこの時は知る由も無いのだが・・・。
嫁を叩き起こすようにして車から連れ出すと、何かに導かれるようにその「ベストサイト」にこんにゃくを広げていった。
普段はすんなり立ってくれる我が家のこんにゃくが、この日だけは天井で幕を噛んだりと、まるで嫌がるような動きをする。多分、自分のこれから起こる運命を知っていたのだろうか?(笑)
こんにゃくを漸く建て終わり、次はテント・・・。もう、そんな気力など残ってるわけも無い。
(いいや、もうサンシェードで。あれだってテントみたいなもんだし

いんちきカンガルースタイルが出来たのは3時を過ぎていただろう。その間も前述の談笑パーティは盛り上がってる。随分と明るい人達だ・・・
2012.06.02
03:30
家族を全員、サンシェードに押し込むとそのまますぐ寝てしまっている。
(とりあえずは今晩はそのまま寝てくれ。明日はテントをちゃんと張るから・・・)
そう思いながら、一人椅子に座ってビールを空ける。談笑グループの方を見ながら
(やっぱり、あのグループはオフ会メンバーの人達なんだろうか?)
しばらく声をかけようか、かけまいか葛藤しながらも、遂に決断の時に(笑)
グループに一歩ずつ近づいてく俺・・・。
「あ、あの・・・ナチュラムブログの方達ですか?」
(あぁ、俺、声が上ずってるよ~)
みんなが一斉に「えっ!?」とばかりに、こちらを見上げる。
(ヤバイ!!しくじった、俺

0.05秒で、そう悟った俺は瞬間的に
「ごめんなさい、間違えました!!

と言おうとした瞬間、
「ええ、そうですよ

と。
(た、助かった~

「あ、あの~axiaと申します。今回、こちらのオフ会に・・・」
と言いかけた瞬間、正面に座っていた眼鏡をかけた元気そうな方が
「あ~、axiaさん!?俺です、長谷川です!!」
と、真っ先に手を上げて頂いた。
(よかった~、Twitterやっといて


そして、皆さん次々に自己紹介。hikabassさん家、fumitoshiさん、スナフキンさん家、kabaoさん
俺はお願いして輪に入れてもらうと、色々な話を沢山聞かせてもらう。そんなことをしてるうちに、段々と空が白んできはじめ、小鳥のさえずりが聞こえ始めた。
(ちなみに俺の真後ろで、時折いびきをかいてるヒゲの人は一体誰なんだろう!?)
そんなことを思いながら視線を変えると、そちらではあの
(一体、あの人は何をやってるのだろう・・・?ってか、誰?)
2012.06.02
06:00
皆さん、話は盛り上がったなかで、ふとyaburinさんのことに。俺は
「そういえばここへ来る途中、yaburinさんは今晩は来ないなんてTwitter読んだんですよね~」
なんてことを言うと、
「えっ!?yabuさん来てるよ。ほら、あそこ」
その指差した方向は・・・ごめんなさい

夜が明けて、完全に明るくなると後ろで寝ていたヒゲの方が起きて
「あ~、よく寝た」と。
それがやっちさんとの初めてのご対面でした。
更に「おはようございます。PINGUです。」
と、師匠がご登場に!!当然、初対面です。
そして最後はyaburinさんの元へご挨拶。こちらも当然(笑)もういっか。
(ホントに裸足だよ~)
と、内心思いながらも快く焚き火にあたらせて頂きました。
こうしてaxia家のオフ会参加はスタートしたのであった。
つづく